2016年6月7日火曜日

“低視聴率子役”に転落!芦田愛菜「OUR HOUSE」大爆死で事務所がフジに激怒!?

フジ『OUR HOUSE』最終回直前のヤケクソ脚本に唖然……芦田愛菜がセリフ激減でシャーロットを戦犯に!?

 

芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックスがダブル主演を務め、野島伸司氏が脚本を手掛けるホームドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)の第8話。なんと、12日放送の第9話が最終回だそうです。これは、視聴率低迷による早期打ち切りが疑わしいですね。
  第8話では芦田のセリフが激減し、その穴を埋めるようにシャーロットが活躍。その上、シャーロットは5日放送のアニメ『ちびまる子ちゃん』に声優として出 演。『OUR HOUSE』で演じているアリスをイメージしたキャラクターを演じ、話題作りに一役買いました。さらに同日、フジは最終回で披露されるというシャーロット のウエディングドレス姿の画像と、彼女のPRメッセージをマスコミにばら撒いた模様です。
 開始当初は「芦田愛菜第2章はじまります」「子役オールスター出演」などと、シャーロットそっちのけで“芦田接待”をしていたフジですが、いまや芦田の存在感は薄まるばかり。同作の戦犯を、シャーロットに押し付けようとしているようにしか見えません。
 さて、前回は、死んだ母親にそっくりな女性が奏太(山本耕史)の前に現れましたが、一体、何者なのでしょうか……?


■芦田愛菜のセリフが激減!
 突然表れた桜子(芦田)の母親・蓉子に瓜二つの女性は、蓉子のいとこの葵(渡辺舞・2役)。葵は、「私がママになります」「私はママの生まれ変わりかも」などと言い、この日から桜子の家に居座ります。
  最初は戸惑う一家ですが、激似の容姿を武器に、子どもたちを1人ずつ取り込むことに成功する葵。そんな葵を、アリス(シャーロット)は「ナメクジオンナ」 「ヤメナサイ ナクナッタヒトノ マネッコスルナンテ」と非難しますが、子どもたちは「ママをいじめないで!」とかばいます。これに対し、「大丈夫よ。マ マは強いから、悪者なんかに負けたりしないの」とアリスを悪者呼ばわりする葵。「ダレガ ワルモノヤー!」と憤慨するアリスですが、この家でどんどん孤立 していきます。
 ここまで芦田は、セリフが圧倒的に少なく、なんだか表情も終始ボンヤリ。あんなにまくし立てるキャラだったのに、打ち切りが決まった途端……。さすが“芸能界のドン”のお気に入りですね。
■全体に漂う企画倒れ感
 長男の光太郎(加藤清史郎)が中学校の音楽室でピアノを弾いていると、それを普通に机に座って見ている葵。初回からそうですが、このドラマの登場人物は、学校や保育園に自由に出入りしすぎです……。
  ここで、「無理だから」が口癖の桜子の担任教師・鏡(犬飼貴丈)が登場。このキャラクターも初回から意味深げでしたが、このままだと特に見せ場もなく最終 回を終えてしまいそうですね。なんか問題を起こしそうなヤバイ雰囲気が漂っていただけに、このまま終わったらがっかりです。
 がっかりといえば、ずっとサブストーリー的に続いている琴音(松下由樹)と拓真(高山善廣)の離婚問題も、全く盛り上がっている気配がありません。この設定って、本当に必要だったのでしょうか……?
  あと1話で終わるとわかっていて見ると、このドラマって、不必要な設定が多いですよね。ずっと引っ張っていた濱田龍臣演じる引きこもり生徒も、部屋から出 た途端、転校してしまいましたし、もはや、アリスが外国人である意味があったのかすら、甚だ疑問です。このドラマ、“キャスティングありき”の臭いがプン プンしますし、“企画倒れ”ってやつかもしれません。
■山本耕史のやけに生々しいキスシーン
 さて、ストーリーに戻りましょ う。洗脳のごとく、いとも簡単に家族を味方につけた葵ですが、桜子に、奏太が初恋の人であると打ち明けます。葵曰く、蓉子が死んだことを聞きつけ、そのポ ジションに自分が入りたいと思ったそうです。これだけ聞くと完全にホラーですが、“激似マジック”のせいか、桜子まで葵の味方になってしまいました。ここ で芦田の“泣きの演技”が投入されますが、なんで泣いているのかよくわかりません。
 一方、家族から逃げるように、ネットカフェなどに身を 潜めていた奏太ですが、葵と合流。葵に言い寄られ、「ちくしょう。なんでそんなに似てる!?」と言ったと思ったら、次の瞬間、ブチューとキスをかましま す。そこに、なぜかアリスが鉢合わせ。結構な至近距離から見ています。おいおい、いくら視聴率が悪いからって、この強引すぎる展開は……。
  もはや、しゃべらない芦田率いるおバカな一家のホラーストーリーと化した『OUR HOUSE』。次回予告も、完全にホラーの雰囲気でした。打ち切りが決まったドラマって、現場の雰囲気は最悪とはよく聞きますが、ここまで脚本が投げやり になるのも珍しいですね。野島先生には、最後まで丁寧に書ききってほしかったです。がっかり……。
 

(文=どらまっ子TAMOちゃん)より

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